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※ここでいう「アイプロテクション」とは遮光保護具や保護メガネを意味するものではありません。

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紫外線やまぶしさ(可視光線)が多くなってくる春から夏にかけて、健やかな眼を維持するためにフォトクロミックレンズをご紹介します。
フォトクロミックレンズとは、眼の健康に特に有害といわれている紫外線の量に応じて、自然に色濃度の変化するレンズです。

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現在メガネのタニでのフォトクロミックレンズは、「HOYAサンテック」と「トランジションズ」を取り扱っておりますが、ここでは「HOYAサンテック」を中心にお話いたします。

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長時間、眼を紫外線にさらしていると、紫外線角膜炎(眼の日焼け)翼状片白内障などの眼の病気のリスクが高まります。そのダメージは一生蓄積されてしまいます。紫外線は目には見えないものだから、気がつきにくいものです。気をつけてください!
また、まぶしさを我慢して眼を細め続けると、眼精疲労を起こしてしまい十分な視力を保つことができなくなってしまいます。最近では可視光線の中の青色光が加齢黄斑変性に影響を与えていると言われています。
光は強すぎても弱すぎてもきちんと見えません。適度な明るさが健康な視覚をつくります。

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まぶしさは眼を疲れさせる原因にもなります。サンテックは紫外線に反応して発色するレンズ。
まぶしさを軽減して紫外線をカットし、「眼の健康」を保ちます。


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ドピオ乗車.jpg色変化グラフ.jpgクリックで拡大します

  1. 濃くなった状態から、淡く戻るまで時間がかかります。バイクや車の運転、トンネル内や屋内の駐車場などの暗い場所、夕暮れ時の運転には充分に注意してください。
  2. 装用環境(気温・天候・紫外線量)の条件の違いによって、濃度変化および色調変化が異なってきます。
  3. 紫外線カット機能がついたガラスの内側では発色機能が低下します。(フロントガラス等が紫外線カットされている場合は、車内での発色はありません。)
  4. 発色した状態でメガネケースなど暗所に保管すると色が残りますが、再度可視光線を受けると元に戻ります。
  5. レンズの特性上、経年変化が起こります。片方のレンズのみの交換はお受けできません。
  6. サンテックレンズは自然光の紫外線カット機能はありますが、溶接作業等の業務用紫外線保護メガネとしては使用できません。
  7. キズがついたり、コートがはがれた箇所は発色機能が失われます。
  8. 蛍光灯など、光源の種類によっては干渉縞が見えることがありますが、異常ではありません。

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